留学奨学金と年齢制限

日本人は内向き思考と言われるが、
留学するための奨学金は
実際にすごいたくさん用意されている


ただ、私が修士課程で留学する際は、
年齢制限に引っかかって、
そもそも出願できない
…という場合がほとんどだった


実際に私が問い合わせをした時も、
応募要項にマッチしてない時点で
こちらの事情も聞いてくれない、
募集要項に書いてある通りです、の一点張り
全くフレキシブルでない対応をされてきた


こういう年齢縛りもそうだけど、
留学や大学進学のサポートを一部にのみ提供することは、社会人が大学にも戻って学び直したり、
キャリアアップのために大学院に行ったりする
文化が生まれにくいことにつながるのでは




奨学金の情報はたくさんあるのだけど、
そこから自分の年齢でも応募できる奨学金を見つけるのは、本当に困難だった…


そして大概、そのような奨学金制度は、競争率がめちゃくちゃ高いので、そして日本にいるスーパー頭が良い方々と、唯一の奨学金の枠を争うので、もちろん英語力が高いに越した事は無い…


私の憧れる二名の恩師たちは、2人ともフルブライターで、いわゆる日本人のトップ層に値する英語レベルや学力を持っている方々


そのような2名の先生方に憧れを抱きつつも、
今まで自分がきちんと準備をしてなかったツケが返ってきたのかな、
いや、それでも、今、自分ができることを
やるしかないなぁと言う葛藤を持ちながら
今日も英語の勉強をしています…

留学準備にオンライン英会話

留学について話をする時、よく「どうやって英会話の勉強したんですか」と聞かれます

 

その際に回答しているのが、オンライン英会話のこと

 

私はかつて、ぼんやりとですが、子供が小学校に入る前に留学をして、大学院修士号を取りたい、と考えていました

 

実際には思ったように物事は進まなかったのですが、留学準備として2年間オンライン英会話を受講しました

 

その当時は、オンライン英会話が流行り始める前で、
オンライン英会話のサービス種類が少なかったのです

 

私が見つけたのは、格安のフィリピン英会話

 

英語の先生はとっても可愛いしフレンドリーなので、
私にとって続けるのは苦になりませんでした

内容は、その英会話の会社が毎日用意する記事を読んで、Comprehension Questions(記事が理解できているかを確認する一問一答)とOpen Question(Yes, Noで回答できない質問)でディスカッションする25分といった内容でした

 

働いてる人がすごいカジュアルなため、
シンプルに友達になってSkypeを交換したり、
Facebook上のフレンドになったり、
Instagramを交換したり、
先生の枠を超えて仲良くなれたのは良かったところ
(賛否両論あり…!)

 

その中のうち、1人すごく印象に残っている先生は、
とても美人のKさん

自分が遠距離恋愛をしている同じくフィリピン人の
ボーイフレンドと将来的に結婚したいと言っていて、

その後実際にそのボーイフレンドが住むカナダに移住!

 

私自身、自分も留学をしようと思って、その留学に備えるためにスタートしたオンライン英会話だったので、
チューターの先生自身が有言実行して、移住を叶えてた姿を見れたのはとてもインスパイアされました。
また、留学前にそのような人に出会えて嬉しくもありました



オンライン英会話、今は色んな種類があるようですね…


初回は無料なものがほとんどなので、そこで色々体験してみてから自分に合ったものを見つけるのがいいかなと思います。
私も自分が納得いくオンライン英会話を見つけるまで、色んな会社の初回無料体験をしました!

Do you have any questions? で固まる日本人

大学院に入って最初に苦労したのは
“Do you have any questions?” (何か質問がありますか?) と言われた時のこと

 

正直、日本の学校教育を受けて育った私は、
「何か質問がありますか?」に対して質問をすると、
その人はその内容を理解してなかったと言うことを
露呈するようなことだと思っていた

(何というか、恥ずかしいこと、
目立つこと、のように考えていたのです)

 

一方で、アメリカでは
「質問がありますか?」の質問に対して
質問し返すことをフォローアップ・クエスチョンと
呼んだりする

自分が今聞いた内容を補うことで、
より理解を深めるための質問、ということ



フォローアップクエスチョンするということは、
その話し手のコンテンツに対して興味を持っている、
気になる点がある、など、
ポジティブな姿勢を見せるものばかり



 

なので、学校の先生のある程度の講義が終わったところで、質問をしたりコメントをしたりすると
「良い態度」として捉えられる

 



それを身を持って体感したとき、
Q & A timeに沈黙してしまうのを
どうにかしないといけないなと思った

 

一方で、何か質問をしたときに、

自分の英語がうまく伝わらなくて、

「質問ありがとう!でも、それどういう意味?」
っていう風に言われ恥ずかしい思いを
したこともあったので、

私自身それ以来質問することに苦手意識を持っていた…

 

なので、奥の手として、
もしQ & Aで質問が出来なくても、

後からEメールで質問をしたり、
後から先生のオフィスで聞きたかっことを尋ねたり、

積極的な姿勢を示すようにした



他の留学体験者も言っていたのだけど、

やっぱり日本人はスピーキングが弱いので、

ディスカッション等のコントリビューションが低く

ネガティブな点数をつけられてしまいがち

 

なので、

あえてオフィスビジットをしたり、

先生にEメールをしたりテキストをしたり、

いろいろな方法で先生に自分の存在をアピールすることがとても大事!

 

今となってはQ & Aでは
他の人の質問を聞いてその人の価値観を学んだり、

自分もそれに加わって質問することができている。

質問じゃなくても、
「これはただのコメントなんですがー」

って意見する人もいっぱいいる。

 



そうやって言葉にして

共有することで、

話し手は自分のフィードバックが貰えるし、

聞き手はより内容の理解が深まるもんだと
思えるようになった


でも、本当にここで強調したいのは

「質問がありますか?」に対して質問するという事は
全くネガティブな事ではない
、ということ


このマインドセットのスイッチがとても自分にとって、

自分の英語力の向上にとって、

とても大きなものとなりました


 

だから、皆さんも質問してみてくださいね


多くの話し手は
「質問してくれてありがとう!」って返してくれるはずだから

お勧めYouTubeチャンネル

留学の前から見つけて、
ずっと愛用して見ている
YouTubeチャンネルがある


Accurate English

このチャンネルは、ネイティブスピーカーのように
流暢に英語が話せるようなことを目的としており、

いわゆる英語を第二言語として学んでいる人の
間違いやすいポイントが
よく網羅されてる。


私が気に入ってるのは
特にアメリカの英語の発音に特化しているところ。


私もアメリカに留学することが1つの目標でもあったし
私にとって講師が話す英語もとてもわかりやすくて
その一つ一つの間の取り方など
とても勉強になると感じる


このチャンネル発見前は日本人のバイリンガル、
世の中に名前を馳せているChikaさんのYouTubeをほぼ全て見たり


バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika



彼女のYouTubeチャンネルの良いところは、
普通の生活の中で話す英語が聞ける点



この場面では、こういう風に相手に言われたら、
こういった切り返しもあるんだ
などを実際の場面とともに学べる。
実用的!


私の勉強方法としては、
聞きながら、メモを傍に持っておいて、
このフレーズ使いたいと思った時に、
そのフレーズを自分でメモに書いて取ると
いうスタイルでフレーズや文法単語の学習をしています。


それぞれ個人個人違った英語の学習方法があると思いますが、
私はいまだに紙にペンで英語を書くタイプ…!

もしよかったらこの2つのチャンネル、皆さんもチェックしてみてください

英語のイントネーション

留学してる時に、アメリカ人が同じアメリカ人の悪口を言うのを聞いてしまった…


その原因は、とある学生のイントネーションが悪いということ



そもそもイントネーションとは英語を話す上での抑揚音の上下のことを指すと言われている


違ったイントネーションで話す事は、
自分に対する印象を悪く変えてしまいがちだし、
自分が誤解される原因にもなりかねない


英語を喋るときには、自分が何を言いたいか
伝えたいか内容を洗練するのみならず、
自分がどのように喋るかがとても大切


そしてこの問題に挙がっていたイントネーションとは
Uptalk のこと

クラスメイトが言っていた悪口は、
「〇〇は語尾が上がってるから、
結局何を言ってるのか、何が質問なのか
わかりにくいよねー」
というもの


「自分が言ってることが自信ないのかな」とか
「知的じゃなく響くよね」とか
言われてました!


正直英語がしゃべれない留学生の方が
「何が言いたいのかかわからない(ごめん)」
とか言われる回数が多いし、
ネイティブスピーカーからの当たりが強い
印象があったけど、

イントネーション1つで
同じアメリカ人同士でも、
同じネイティブスピーカー同士でも
理解してもらえないことになるんだなと感じた

 


その後気になって調べたら、
どうやらセンテンスの語尾が上がる
rising soundは
疑問形のみ使うようにした方が良いとのこと


まさに体験から得た学びでした…!

はじめてのTOEIC

留学をぼんやりと夢見ていた頃、
まだ大学生1年生だった


ついつい物事を後伸ばしにしてしまうタイプの私は「留学したいなぁ」と思いながらも、

実際に大学時代に交換留学をした姉のことを羨ましく思っていただけで、

別段留学のために勉強するなどといったアクションすらとっていなかった


また、華やかな留学生活と言うイメージを抱きすぎていたため、

当時学習中であった第二言語スペイン語に影響を受け、

なんとなくスペインに留学したら楽しそうじゃないかなぁといった

安易な気持ちを持っていた。今思えば浅はか…

 

ドイツ留学経験者に留学に憧れる気持ちを話した時、

「(性格的に)ヨーロッパより、絶対アメリカの方が合ってるよ」

と言われたのを覚えている。彼女は非常に正しかった…



また、私は大学を卒業するための卒業要件として
TOEICを600点以上獲得する必要があり、
そのため大学四年生になってTOEICを初めて受験した。



はじめての受験結果は、
まさに卒業要件をギリギリ満たした600点

リスニングとリーディングの点数は、
10点差というバランスが取れた成績だった



その後、自分が就職する前に、インドネシアでインターンを行った。

これまた言葉でとても苦労をするのだけれど、

そのインターンを行った結果を記録に留めておきたかったので、

帰国した翌年に、もう一度TOEICを受けた。

結果は760点


3年で160点アップしたけど、

実際海外に出て6ヶ月英語を使って生活をしても、

たった160点しかアップしないのかというがっかり感もあった。

 

それ以降TOEICを受けてはいないのだけど、

今留学をするか悩んでいる人、

私のようなTOEIC成績でもアメリカ大学院に行けました

自慢するようなことではないけど…



私に留学相談をしてくる人に多いのが、「留学前はTOEICもしくはTOEFL何点でしたか?」と言った質問をする方。
自分の今持つ英語力に自信がないのかな?と感じさえします。

 



何が言いたいかというと…


 

留学をTOEICやら英検やらの資格というMeasurementだけで尻込みしないで欲しい

留学には自分の持てる全てを投入する必要があって、

試験で測れないようなスキル・態度・自信・メンタルの方が、かなり重要!

 

心配な人は相談にも乗れるので、いつでも声をかけてください

英検で英語学習へのモチベーションを維持する

アメリカ留学する前に行った英語の準備について

 

私の場合、子育ては海外で!といった夢があり、
それを実現するため授乳期間を使って
英語の勉強を進めてきました。

 

その時に自分が気付いたのは、
英語のモチベーションを保つのはなかなか難しいということ…

 

ということで留学や海外移住にに飛び出す前に、
まず、結果がすぐわかる「英検」に集中して
自分の力を試してみることにしました。

 


私が留学をしたのは2017年なので、
留学の5年前の自分の実力といったところでしょうか…

 



最初に受けた英検準1級の試験結果は不合格A

不合格Aとはあと1歩で合格するレベル(だけど、不合格)

 

結果が郵送されてきたときかなりショックでした…

実際合格点まで3点足らなかったと言うような状態で、
なかなか高額(当時9800円)な英検受験を
一回で受からなかった自分に不甲斐なさを感じてしまいました



特に自分が苦手だったのは、やはり作文!



特に注意すべき箇所は、文と文をつなげて
文単位で書かないようにすること。

接続詞や文と文をつなぐ表現などを効果的に使うことが
できていなかったようです。


その後注意したのは、
英語の文章やニュースを読むときにこの表現使えると言うものを集めて、
1カ所にまとめてノートに記述しておいて、
表現の幅を広げるようにしました。

よくやってしまうのですが、「このフレーズ使えるようになりたい!」とメモだけ取っておいて、後から全く見返さないと言うこと…

なので毎日定期的にその英語勉強ノートを見返す癖をつけました



しかし、ここで諦めきれず、次回の試験に申し込みをし、
見事一次・二次とも合格することができました

英検自体を受けるのもかなりお金がかかるので、
高額なことも「もう引き返せないぞ!」と
ひたすら勉強する理由になりました。笑




私はあまり英検の信奉者では無いのですが、
何か英語の勉強しているときに、結果が合格か、不合格か
明確にわかると言うのは英検のメリットだと思います

 



準1級の取得は、
アメリカやオーストラリアなどの留学の英語証明としても認定されており、
日本の大学進学等でも優遇措置を受けることができたりするし

もちろん、教員や通訳案内士になりたい方は、
採用試験でも優遇をされたり、
特別措置を受けることができたりするそうです


英検対策や英語の勉強方法に関する質問があれば、いつでもお受けします!
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