カットモデルになる

実は2005年にインドネシアでインターンをしていました。

こちらは私がかつて別SNSに2006年に投稿した旅行記からの投稿です…
若かりし頃の物の捉え方として笑っていただけると幸いです



インドネシアでカットモデル



ひょんなことからクタにあるサロンにてカットモデルをすることに。。。



一応前日にサロンに挨拶に行く

オーナーは若いジャカルタの人

そしてカットを担当してくれるのは同じくジャカルタからきた有名アーティスト!!!!らしい。

どうやら日本人、オーストラリア人、インドネシア人三人のカットモデルを用意して
2006年の新しい髪形を提案!というブロシュアを作るとか。



サロンで一応髪型の説明などを受ける。


伸ばしてた髪を切って、色を染めるよう

本人の了承と肖像権などの書類にサインをした

そのアーティストのソニーさん、直々に髪型を説明してくれた。

「前下がりで、後ろは首くらい、前は鎖骨までの長さ。」とスラスラッと紙に絵を書いてゆく。



ん?



なんか、前髪上の部分が空高くに立ち上がっているけど?



「髪の色は、クロ、アカ、キイロ。2006!ファンキースタイル!」
という。

ふ~んファンキーか・・でも、あの前髪の上部分は・・・??きっとあれは単なる分け目よね、絵で書いているから、絵の上手い下手もあるだろうし。。。と自分に言い聞かせサロンを後にする。


翌日。



サロン内にはスチール機材も完全に用意されててスタジオ完成!

ソニーさんのテキパキした作業により髪が先に染められ、YuMaのセミロングの長さだった髪も短く切られてゆく。
その途中で、



「はーいお疲れ様!」



どうやらひとりのモデルの撮影が終わったようだ!

どんな髪型になってるのかな?と眺めていると、、、



!!


キノコ?!

と疑うくらいボリュームが凄い髪型だ!
特に前髪から上の部分が凄い!



これは・・・これは・・・同じパターンか?!



と怯えずにはいられない。

染め終わった髪を洗い流して、髪を乾かす。

そしてソニーさんが次に取ったものは



日本で少し前に流行ったような、『ケープ』スプレー缶。


はい、彼はYuMaの前髪の上あたりから思い切りそれを噴射し、逆毛をめいっぱい作り、そりゃあ見事なボリュームを生みました。

しかも黒髪にハイライトとして入れたアカ、キイロがきつい金髪メッシュに近く入り込み、



これは、まるで、夜叉???もとい歌舞伎役者。
(歌舞伎に対する完全なるバイアス)



撮影終了後それはもう駿足で「チュチ(髪、洗って)!!!!」と指令。



ソニーさんは残念そうな顔をしてたけど、これでは出歩けない。すまんソニーさん。



だって、バリで歌舞伎役者?

これにはひたすらトホホ!!!もう帰る!というような心境になった。。。。


でもインドネシア人的には流行らしく、歩いてても髪型を誉められるようになった。

そうこれが2006年新スタイルだったのだ