Do you have any questions? で固まる日本人
大学院に入って最初に苦労したのは
“Do you have any questions?” (何か質問がありますか?) と言われた時のこと
正直、日本の学校教育を受けて育った私は、
「何か質問がありますか?」に対して質問をすると、
その人はその内容を理解してなかったと言うことを
露呈するようなことだと思っていた
(何というか、恥ずかしいこと、
目立つこと、のように考えていたのです)
一方で、アメリカでは
「質問がありますか?」の質問に対して
質問し返すことをフォローアップ・クエスチョンと
呼んだりする
自分が今聞いた内容を補うことで、
より理解を深めるための質問、ということ
フォローアップクエスチョンするということは、
その話し手のコンテンツに対して興味を持っている、
気になる点がある、など、
ポジティブな姿勢を見せるものばかり
なので、学校の先生のある程度の講義が終わったところで、質問をしたりコメントをしたりすると
「良い態度」として捉えられる
それを身を持って体感したとき、
Q & A timeに沈黙してしまうのを
どうにかしないといけないなと思った
一方で、何か質問をしたときに、
自分の英語がうまく伝わらなくて、
「質問ありがとう!でも、それどういう意味?」
っていう風に言われ恥ずかしい思いを
したこともあったので、
私自身それ以来質問することに苦手意識を持っていた…
なので、奥の手として、
もしQ & Aで質問が出来なくても、
後からEメールで質問をしたり、
後から先生のオフィスで聞きたかっことを尋ねたり、
積極的な姿勢を示すようにした
他の留学体験者も言っていたのだけど、
やっぱり日本人はスピーキングが弱いので、
ディスカッション等のコントリビューションが低く
ネガティブな点数をつけられてしまいがち
なので、
あえてオフィスビジットをしたり、
先生にEメールをしたりテキストをしたり、
いろいろな方法で先生に自分の存在をアピールすることがとても大事!
今となってはQ & Aでは
他の人の質問を聞いてその人の価値観を学んだり、
自分もそれに加わって質問することができている。
質問じゃなくても、
「これはただのコメントなんですがー」
って意見する人もいっぱいいる。
そうやって言葉にして
共有することで、
話し手は自分のフィードバックが貰えるし、
聞き手はより内容の理解が深まるもんだと
思えるようになった
でも、本当にここで強調したいのは
「質問がありますか?」に対して質問するという事は
全くネガティブな事ではない、ということ
このマインドセットのスイッチがとても自分にとって、
自分の英語力の向上にとって、
とても大きなものとなりました
だから、皆さんも質問してみてくださいね
多くの話し手は
「質問してくれてありがとう!」って返してくれるはずだから
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